2006年10月 15日 紅葉を探しに、万沢林道ツーリング

参加人数 : 4名
CRM250AR,DT200WR,XR250モタード,KDX200SR

行程:
   コース>>>道の駅くろほね→(K62)→沼田⇒(R17)⇒湯宿温泉⇒(K53)→
(秋鹿大影林道)(ダート13km)⇒(R353)→(万沢林道)(ダート21km)→(R405)→野反湖→ (R292)→(R405)→(R292)→(K55)→(R353)→中之条⇒(K35)⇒(K33)⇒渋川→(R353)→ (R36)⇒(R34)⇒大胡⇒(K103)→(R17)上武国道→セーブオン・解散

 遅れない様に早めに出てDT200WRの家に寄り、集合場所の道の駅くろほねに20分前に到着、やがてCRM250ARが来て、 XR250モタードも単独でやって来た。今回は少なめの人数だが
その分スムーズに移動してハードな走行に期待して出発する。
 沼田に向って県道62号を快走、国道17号線で給油してファミリーマートで休憩し、昼飯を買い込んで肉まんを食べる。
 湯宿温泉で県道53号線に左折してしばらく行った所で、秋鹿大影林道への入り口を地図で確認し左折して橋を渡り左手に川を見ながら 舗装路を登って行くとやがてダートになった。
 始めは濡れてジルい様な感じであったが、やがて山の尖った石が転がった砂利道となり、 道幅も狭く木漏れ日に目が錯覚を起こしてあまり走り易い道ではなかった。
 少し開けた峠の中腹で遅れたXR250モタードを待ったが、このあたりからはいくらか走り易くなったので、 後ろからつつかれない様確認しながら、それなりにダート走行を楽しむ。
 峠の頂上で隊列を揃え、用心しながら下る。国道353号線に出る手前でちょっと休んで、万沢林道の入り口を確認してから、 四万温泉の温泉街を抜けて進むが道に迷って大きなホテルの駐車場で行き止まりになってしまい引き返す。
 バイパスに上がってトンネルの手前に万沢林道への入り口らしき道があったので左折して進むとダートになった。 予想的中とばかりに張り切っていると、少し行った所で踏み切りの遮断機の様なバリケードで行き止まりになっていた。
 メインステージを目前に引き返す訳には行かないので、横の隙間から抜けて進む。 ダートにかなり慣れて来たのか、厳しいコーナーの連続でCRM250ARの煽りがきついので、 先頭を譲り先に行ってもらう。CRM250ARの走りに付いて行こうとするが差は開き、今度はDT200WRにつつかれ、 ちょっとした直線で避けて、先に行ってもらうがやはりこれにも付いて行けず独走となってしまった。
 峠を登りきる手前の尾根で2台が待っており、小休止しているとXR250モタードがエンジンを唸らせてやって来た。 オンロード用のタイヤでダートを走るのはきつそうだが、乗ってみますかと言うので試乗させてもらった。 走り出して見ると思いの他乗り易くサスが良いのかKDX200SRより素直な感じで、 1Km程下ってからUタ-ンして登ってみたが、粘り強くマイルドなエンジンは、アクセルを開けてもタイヤを滑らせる事もなく、 前輪は地面に吸い付く様で、腕を磨いてコーナーでリーンアウトさえきちっと決めていれば、そこそこの走りはできそうな感じ。 最新モタード恐るべしであった。
 峠を越えて下りになるが、このあたりでは前を行く2台に遅れる事無く付いて行ける。 時々やって来る対向車に、遅れて来るXR250モタードを待って無事を確認しながら下って行くと、白砂川 に架かる橋の上で2台が絶景を楽しんでいた。
 紅葉と呼ぶにはまだ少し早いが、澄んだ水の渓流を挟む両側の山の緑の中には 黄色や紅の色着きを見せており、秋の気配が感じられた。
 この先の登りでは、細かいシフトチェンジをやめて、2速ホールドで高回転まで引っ張り、リアブレーキに神経を集中して走るよう様にしたら、 2台を煽るぐらいのペースで走る事ができる様になった。
 道が開け広く長い直線でXR250モタードを待って、フラットダートを全開で一気に走り抜ける、DT200WRはセーブしている様なので追い抜き、CRM250ARも抜けそうだったが、 その後また煽られそうなのでちょっと抑えた。それから幾つかのコーナーがあってダートは終わり国道405号線に出て、舗装路のワインディングを車に邪魔されながら走り、 野反湖に到着した。
 昼飯の時間は過ぎてしまっていたが、まださほど冷たくは無いが風が強いので湖の奥に行ってみる事にし、 ダムを渡って一番奥のキャンプ場に行くと風も収まったので、湖ののどかな風景を眺めながらファミリーマートで買って来たパンとおにぎりに御茶で贅沢な昼食となった。
 ダートは時間がかかるので、帰りは舗装路を行く事にし国道292まで下り道の駅六合村の所から県道55号線に入る。 トレールにも十分楽しめる快適なワインディングからゆるやかなカーブの街道筋となり、国道353号線に出てから中之条の手前のガソリンスタンドで給油して一休みする。
 出来るだけ単調な道を避けようと、吾妻川の対岸に渡り県道35号線を走るが、車が多くて快適とは言い難く 渋川の手前で大渋滞にハマってしまった。渋川を抜け県道36号線から34号線にかけてもペースは上がらなかったが、 大胡を過ぎ県道102号線に折れてから国道17号線にかけて全開走行で鬱憤を晴らし、 セーブオンに辿り着いた時にはもう日が暮れる頃になっており、 あんまんを食べながらしばし休んで解散した。
 上武国道をXR250モタードが別れ、CRM250ARは国道354線に折れて行き、 DT200WRと2台で新上武大橋の手前を利根川河川敷に降りて土手沿いのダートを走る。 真っ暗な中にトレールのハッドライトは心細く、コウモリが飛んで来て顔面にぶつかりそうになる。 予想以上に草が深い所もあり、行き止まりにならないか心配しながら進み、 早川の合流地点で土手を登って橋を渡りまた河川敷に降りる。 草むらとセメントブロック地帯を抜けると広場に出るが、暗闇でよく見えず石田川の合流地点で県道276号線に上がって来た所で、 暗くて怖いけど面白い、締めのダート走行は終了した。
 国道407号線に出て刀水橋を渡り家路を急いだ。