2006年 10月 9日
新蕎麦を求めて、近場の秘境”赤久縄”へ

 三連休の前日、行きつけのラカンシャルで新蕎麦を食べるツーリングに3人で行く事が決まり、 マスターにGPZ900Rを貸す事にして朝10時出発の予定でオオノちゃん時間20分前に我駐車場にCB-1で集合したが、 久しぶりにRGガンマ400のスタンバイをして、いざ集発という時になってエンジンを掛けようとしたら、 左下のキャブレターからガソリンがオーバーフローしているようで、急遽キャブレターを外してフロートバルブの調整をしたが止まらず、 良く確認したら左上からで、そこを調整したら直って、1時間遅れの出発となった。
 国道140号線から県道75号線で折之口、岡部、を抜けて児玉で国道254号線に出て、鬼石に向う県道13号線 から、鮎川添いに山中に入る予定であったが、道を間違えて県道176号線に入ってしまい何処かに出るだろうと予想して進んで行くと 見晴らしの良い行き止まりになった。ダートの林道はあるが、オンロードスポーツではちと無理があるので引き返し、 県道41号線から県道175号線に入った。どんどん山の中に進んで行くと県道71号線になり県道177号線にるこの辺は道幅も狭く、 道に水が流れていて危ない。
 県道46号線に出て少し行ってから脇道に入った所に目的地の、美味しい新蕎麦を食べさせると言う赤久縄があった。 釣堀や渓流釣りもあり、家族連れで楽しめそうだ。 大きな囲炉裏を囲む広い板張りに座り、山女と岩魚とマスをの塩焼きを注文したら、 何と生きたまま串を刺して、苦しんでもがいているのを囲炉裏の火で焼き殺すというかなり残酷なもので、 魚にとっては相当迷惑な料理であろう。 ちぎりこんにゃくときんぴらごぼうをつまみに、ビールの代わりにジンジャーエールを飲みながら、 囲炉裏で顔が火照ってほろ酔い気分になった。 新鮮そうな椎茸も串に刺して囲炉裏の火へ、、これはもがいてはいなかったが・・・ 醤油をつけて焼くと一層おいしい。 焼き上がった塩焼きを軍手をしたおねえさんが綺麗に外してくれ、皿に置いてもらって箸でつつく。
さっきまで生きていた山女の塩焼きはまた格別な感慨があり、 山女とマスを食べ比べたが違いは分からなかった。
 さて、本命の蕎麦は年季の入ったU字型の笊に盛られ、薄めのツユに新蕎麦の味へのこだわりが伺われた。 マスターは親父さんへの土産も買って、予定の時間は大きくオーバーしたが、食後に渓流を覗いて帰路に着いた。