参加人数 : 5名
:CRM250AR,XR250BAJA,DJEBEL250XC,CRM100,KDX200SR
行程:
[道の駅くろほね]⇒(R122)沢入→(小中西山林道)→(小中新地林道)→(新地林道)→(栗原川林道)→退却
→(新地林道)→(小中新地林道)→(K257)→根利→(K62)⇒下田沢⇒[道の駅くろほね]解散
昨日までの天気がうその様な曇り空、天気予報では夜には雨が降るとの事だが昼間は大丈夫だろう。
かなり厚着をしたつもりだが、寒気が入って来る。
集合場所の道の駅くろほねに到着するとCRM250ARとXR250BAJAが待っていた。
間もなくDJEBEL250XC,CRM100がやって来た。少しゆっくりして10時頃出発。
国道122号線でガソリンを入れて沢入から舗装の小中西山林道に入ったがせっかくのタイトコーナーを軽の四駆が前を塞いでゆっくりしか走れない。
後ろから煽っているとしばらくして譲ってくれた。(もっと早く譲ってくればいいのに!)
邪魔者はいなくなったのでペースが上がりCRM250ARの後を追うが、XR250BAJAが足を出してコーナーで詰め寄って来るので先に行かせた。真似をして足を出してみるがだんだんと離されて行しまう。橋の上には霜が降りており、
無理は禁物なのでマイペースで楽しむ事とする。
小中新地林道との合流点で全面通行止めのバリケードを超えて根利方面に行く予定であるが、
日曜日なのに重機が工事をしていて前に進めない。引き返して国道122号線に戻るのもくやしいので、工事をしている人に尋ねたら、この先に重機が止めてあるので、
通り抜けられないと言う。ダメだったら引き返すので行ける所まで行かせてくれと許可をもらい少し進むと大型のパワーショベルが道を塞ぐように止めてあり行く手を阻んでいた。
山側は崩れた崖で通り抜けるのは無理だが、谷川のガードレールとキャタピラの間が30cm程開いているので通れるかも知れない。ホッパの横に置かれた鉄筋の屑を
みんなで動かして先ず一番幅の広そうなDJEBEL250XCを押して通してみたら、ステップを倒してキャタピラを交わせば通り抜ける事ができた。
後はエンジンをかけ一台ずつみんなで協力してKDX200SR、XR250BAJA、CRM250AR、CRM100の順に全部を通して第1の難関を見事クリア。
がけ崩れを修復している工事現場を抜けて反対側のバリケードを突破し舗装路を走っていると、監視の人に止められた。この先50m程道が凍結しているから気をつけて行くようにとの事。
少し下っていくと、アイスバーンで先頭のCRM250ARの後輪がスリップし山側の崖に突っ込んで倒れた。二番手のXR250BAJAもスリップしたが何とか持ちこたえて止まった。
止むを得ずアイスバーンを避け落ち葉の沢山ある路肩を押して第2の難関を通り抜けた。
小中新地林道から新地林道はフラットダードの快適な走行が楽しめたが、根利への最後の三叉路の手前で積もった雪でスリップしてCRM100が転倒、
エンジンがカブってなかなかかからなかったが大事には至らなかった。
いよいよ40Kmのダートが続く栗原川林道へ向けて出発となった。粉雪の舞う山の北側の道は雪が積もっており、2~3km行った所でD604を履いたCRM250ARは滑って上れない。
降りて押して上りきるが、この先延々と雪の積もった道を進むのは無理と判断し断念して引き返す事にした。
粉雪はだんだん強くなって砂利を隠していく。早くしないと戻れなくなるかもしれないと焦るが、
下りもブレーキをかけると滑って倒れるので手で押して進むしかない。坂が緩くなった所を乗って下っていたXR250BAJAが転倒しブッシュガードが壊れたが走行は可能、
三叉路まで戻ったところで一安心だが、一息入れる間も無く先を急ぐ、
行った事のない道に行って戻れなくなるのを恐れて遠回りでも来た道を引き返す。来た時よりも雪が増えており、雪の点在する砂利道を気をつけながら下る。
さすがにアイスバーンと重機の待つ小中新地林道は避け、根利に向かう。県道257号線に入り舗装路となった。根利でおばちゃんに大間々に行く道を聞くと今来た道を教えてくれた。(勘弁してくれ!)
見慣れた県道62号線に出て道の駅くろほねを目指すが、またしても道路に雪がうっすらと積もっている。
車が踏み固めた雪で、坂道を上るCRM250ARの後輪は滑り始めた。ここも無理かもしれないと思い
引き返して南面を回ろうかと聞いたが返事は無く、前進を続け何とか最高地点までたどり着く事が出来た。
後はそれほどの坂道はないので、転倒に気をつけてゆっくり下れば良い。雪もだんだん少なくなり、路面が濡れているので安心した。
国道122号線に出て道の駅くろほねに戻った時は小雨の中だった。4時間で80km程の短いツーリングだったが、冬山と雪道の怖さを思い知らされる良い経験となり心に残るツーリングとなった。
栗原川林道へはまたの機会に挑戦する事とし、衣服が濡れていたので、セーブオンで軽く食べ物を詰め込み風邪をひかぬ様早々に引き上げ大間々で解散した。
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