YAMAHA SRX-600


   10万8千円の安さに引かれて草加市まで見に行ってみたら、何となく断れなくなってしまって諸経費と納車手数料込みで 20万円で買う事になった。
   納車された日にタイヤに塗られたワックスで後輪が滑って転倒、幸いハンドルが逆に切れた状態で倒れた為、 左側のハンドルが曲っただけで大きな被害は無かった。
   応急的に修繕して乗っていると一週間もしないうちに キャブレターからのオーバーフローにより、始動が困難になり、やがてエンジンがかからなくなった。
   キャブレターを分解したら、パッキンの0リングの代わりにゴムのパテの様な物が入っており、再利用は不可能なので、 Oリングを発注して応急的に液体パッキンでシールしておいたが、今度は3日程で動かなくなった。
   0リングが入荷してから交換したが、液体パッキンがふやけて粉状になりあちこちの穴に詰まっていた。 フロートチャンバーの中をきれいに掃除して組み上げ、しばらく様子をみたが、チョークがうまく働かないので、 また分解してみるとチョークの吸管の場所に通じるガソリンの穴が塞がっていた。 針金で穴をほじくって組み上げたが、普段の走行には支障無いもののチョークを引いて始動すると2~3秒後に一度止まる。 サイドスタンドで立てた状態でオーバーフローしない様フロートとバルブの位置を調節してでガソリンの液面を下げているのが原因とも考えられる。