suzuki RGΓ400


   1988年在庫車を新車で購入、下ろした日にツーリングに出たが雨に降られ1気筒カブって3気筒になっていた。 プラグを9番から8番に落として乗っていたが、左側の前がカブり易く一般道を法定速度での巡航は困難であったが、 我慢して乗り続けた。
   1989年5月に国道17号でスリ抜けをしようとしていた車が左折のウインカーを出したので驚いてブレーキミスで転倒しタンクがへこんだ。 人間の方はガードレールのポールとバイクに挟まれ背骨の圧迫骨折で5ヶ月の入院。
   1996年5月二度上峠で道路脇の砂でプレーキを掛けて転倒、ステップが折れカウリングが壊れた程度、 タンデムシートのステップを外して取り付け、走行可能。
   1996年8月に事故で転倒したの機にハーフカウルになったので、エアークリーナーをデイトナのスポーツクリーナーに交換したが、 ガソリンが薄くなりエンジンが吹けなくなったのでキャブレターのメインジェットを140番から175番に変更、 高回転は問題なく吹け上がる様になった。
   1997年2月塩之沢峠の登りで対向車に驚いてブレーキミスで転倒、バックミラーとカウリングが壊れた程度の軽傷。
   2000年秋の一泊ツーリングで、オイル切れの為諏訪で焼き付いて走行不能になり電車で帰って車で取りに行った。 エンジンは、再起不能との事で20万円かけて中古のエンジンに交換してもらった。 その後点火系統をイリジウムプラグとスピリットファイヤーにしたが、気分だけで体感的には大差はなかった。 ジェットニードルを4サイクルのゼファー用の物を加工して付けてみたら、低回転のトルクが出てきて非常にとても乗り易くなった。
   2002年4月 上尾の粕尾峠の下りで対向車に驚いてブレーキミスで転倒、クラッチが折れチェンジペダル付け根がダイナモカバーから割れて外れた。走行不能となり車で取りに行く。 自分で修理を試みたがダイナモが外れないので諦め、バイク屋で修理してもらった。 2003年6月伊豆に行った帰りにアフターファイヤーが発生し始め、プラグの異常と思っていたが、8月にビーナスラインに行った時に、 左後ろが1気筒死んでしまい、不調のまま何とか帰って来た。シンダーとバルブ周りを分解してみるとピストンのスカート部分が割れて粉々になり ロータリーディスクバルブは割れてバラバラ、ベアリングのガイド板が無くなっていた。まずベアリングが消耗してガイド板が千切れ、 それが引っかかってピストンのスカートが割れ、その破片が噛んでロータリーディスクバルブが破壊されたものと思われる。 シリンダーはキズだらけだけどサンドペーパーで磨いてそれを使い、壊れたピストンとリング、ローリーディスクバルブは新しい部品と交換して、 ベアリングのガイド板を自作して組み上げて試運転したがやはりダメだったので、エンジンを下ろしてクランクケースを分解、 クランクシャフトを外してベアリングも交換した。それで順調に回るようになったが、シリンダーが削れてガタツキがある為か、 低回転で巡航している時はカタカタと音がするような気がする。 低回転時にもたつく感じがあり、また焼きつくのではないかと心配なので分離給油と混合給油を平行して行う事とした。
   2004年8月草津に行ったが、アイドリングで回らなくなったので、停止の度にチョークを引いて、発進したらも戻すという高度な技術が必要となった。 ガソリンが濃くなるようにジェットニードルのセットストッパーの位置を下げたら良くなったので、混合給油は止めた。
   2005年7月奥多摩の帰りに明らかに不調になった。原因は不明であるが、下りの低速走行でオイル不足による軽い焼き付きの為、ピストンリングがカジって 圧縮が無くなったのではないかと疑いヘッドを外してみたが異常はなく、プラグが原因であること判明した。掃除をしても復活しないのは、 恐らく2003年に左後ろが壊れた時にその位置にあったプラグなのではないかと思われる。